頭のなか

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うつの話②

こんにちは。今回も躁うつ病について書いていきます。

前回は、高2の秋~冬にかけてのことを書きました。

今回は、高3にあったこと、感じていたことについて書きます。

 

高3では保健室登校を経験しました。その名の通り、教室ではなく直接、保健室に登校します。

高2のころから、授業を受けたくなくて保健室へ行くことはありました。

ある日、クラスメイトと一緒に掃除をしていたら、ある男子生徒の声が耳に入ってきました。「俺、(筆者)さんが怖いんだよね。この前、保健室にいるのを窓から見かけたとき、顔が死んでてさ。」

見られていたのか、と絶望的な気持ちになりました。

たしかに、その高校の保健室は廊下側にも窓があるため、外から中の様子が見えるのです。でも、見られていたとは思いもよりませんでした。

この話を保健室の先生にしたところ、廊下側の窓に紙か何かを貼るという対処をしてくださいました。

そして私は、より見えにくくなっている、ソファ席に座らせてもらうことになりました。

このソファは廊下とは真逆の方向を向いており、しかも背面に仕切り板が設置してありました。

 

そんな経緯があったため、3年に上がって保健室登校をするようになってからも、そのソファ席が定位置になりました。

登校したら、そこで小説を読んだり、ぼーっとしたりして過ごしました。

そのころ何を考えていたかは、あまり覚えていません。おそらく、教室に行けない自分を情けなく思っていたと思います。

 

もう1つ、保健室関連で印象に残っていることがあります。

私には中学で知り合い、同じ高校に進んだ仲の良い友達がいました。

しかし、高校でその子と同じクラスになることはありませんでした。

不登校になりかけだった私は、同じクラスの友達よりも、その子と話して昼休みや休み時間を過ごしたいと思っていました。

その子といる方が楽だったのです。

また、私のほかにも、他クラスの友達と、落ち着いた場所で昼休みを過ごしたいという子はいるのではないかと思いました。

それを担任の先生に言ったところ、「保健室の先生に、そういうことができる場所をつくってほしいと言ってみたら?」と言われました。

そこで、保健室の先生にそれを提案してみました。

しかし結果は、「あなたのためだけに、そんな特別の措置はできない」と言われました。私自身は、私以外の子のことも考えたうえで言ったつもりだったのですが、それはうまく伝わらなかったようです。

これは虚しい思い出として、今も覚えています。

 

今回はここまでにします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。