固定観念2
なぜ、固定観念が崩れてきてるのが一昨年からだと思ったのか。
それは、一昨年まで通っていた通信制高校が、固定観念が揺らぐきっかけになったからです。
私は全日制の高校に3年、通信制の高校に1年、在籍していました。
通信制といっても、大学を目指す人は毎日登校して授業を受ける、という形式でした。
だから、よく登校してる生徒とは知り合いになりました。
校則が特になかったので、髪を派手に染めている人も、ピアスを空けている人もたくさん。
チェーン付きの服などを着ている人もいました。
転校当初の私は、外見が派手な人=性格がオラついてて怖い、という固定観念を持っていました。
けれど、実際に接してみると、全然違う。
むしろシャイだったり、礼儀正しかったり、将来について真面目に考えていたり。
受験して入る全日制の高校だと、どうしても中学の成績や家庭環境が似ている人と一緒になる、というのは事実だと思います。
比べて、転校先の通信制高校では、自分と「似ていない」人たちも多かったです。
でも、派手な人=必ずしもオラついてて怖い人たちじゃないんだ、と体感しました。
私は固定観念ゼロの人間だ、とはさらさら思っていません。
きっと無意識下には、まだ偏見はあると思います。
けれど、通信制高校での出会いが、私の固まっていた観念を、ゆるくほどいてくれたことは確かだと感じています。